DX 棚卸編 #1
果たして当社のDX進行度は? 棚卸してみた話
「DX」の意味を理解しようとすればするほど、よく解らなくなります。 検索すると「IT化とは違う」とは言うのだけれど、クラウドサービス利用の話で有ったりする記事が多いのは謎です。 ただ「DX推進はIT化から」であることは間違いないとは思います。 データ駆動的なものであっても、先ずはデータが無いことには始まらないとは思います。ということで自社の状況を棚卸をしてみました。そこには使えるデータがあるのか? 各カテゴリごとに評価して
- 一応でもつかえそうなら 〇
- 問題あり、不足しているなら △
- 手付かずなら ×
としてあとでその数を集計してみたいと思います。
労務 〇
SmartHRを利用させてもらっています。
既に3年目に入ったかと思います。入社退社時の手続きから、給与明細の配布や年末調整の手続きなど、便利に利用させていただいています。経理主導で導入しましたが、コロナ禍前に導入したのは先見の明と言うか、ただ楽したかっただけなのか、いずれにしても良い選択でした。WEB APIベースで社員マスターなどの情報も利用できるようなので 〇 です。
勤怠 〇
当社の勤怠の記録は最終的にはMicrosoftのSQL Serverに保存されています。 最近ではスマホで打刻できる、Power Appsベースの自社開発アプリも利用して、少し今どき風なことをしています。打刻するとTeamsにも投稿されるので、他の人も出勤・退勤が判る仕組みです。 このデータは勤務情報としてのみ活用されていたのですが、最近Power BIを利用した勤怠状況の把握にも取り組み始めました。 例えばコロナの中で当社は出社時間の幅を比較的広くしているのですが、出社・退勤状況実際を把握しより勤務しやすい施策を検討しようと試みています。 ということで勤怠データについても 〇 とします。
出勤ボタンを押すと、Teamsへ上の様なメッセージが投稿されます
#2 につづく