DX 棚卸編 #4

果たして当社のDX進行度は? 棚卸してみた話 その4

通信・コミュニケーション 〇

2020年の1月からMicrosoft社のTeamsを入れました。ちょうどコロナ禍が始まったころと被るのですが、完全に偶然です。というのも2019年にそれまで利用していた電子メールのフィルタリングサービスの終了予告がOCNからあり、その乗り換え先としてExchange Onlineを選択しました。契約としてはMicrosoft 365として全社員分のライセンスの契約をしたので結果的にTeamsの利用が始まったと言った感じです。

 

その電子メールですが、当社の場合は複雑です。Notesをフロントとして利用しているのですが、マルウェアや迷惑メールのフィルタリングのためにExchange OnlineをMTA替わりに利用するような構成になっています。もともと電子メールには専用のサブドメインが付いていたので、OutLookと分離された専用の中継サービスになっています。しかも更にAliasesのために途中にPostfixを入れたりして..ああ面倒。 しかし良く動き続けてるよな。

 

電話はまったくもって従来どおりです。30年以上なにも変わっていません。構内交換機の故障におびえています。 できればMicrosoft Teamsと連携した電話サービス(「ひかりクラウド電話 for Microsoft Teams」とか..)に切り替えたいのですが、いかんせん料金がまだまだ高くて手が出ない状況ですね。この辺が中小企業です。

 

FAXは健在です。だいぶ少なくなりましたがまだ止めると文句が来る感じです。受信したFAXは紙に出さず自動的にPDF化して共有ストレージに保管するのですが、なんかこれって、押印ロボットみたいな本末転倒な感がありますね。止めりゃ良いのに..

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全体としてみると、社内の連絡手段としてはNotesによる電子メールが優先度が高いですね。 稟議申請などからも自動配信されてくる自動化ワークフローを構築していることもあり、なんとなく正式感があります。 いまのところTeamsは脇道な感じですが、平日のアクティブユーザー数は全社員比で概ね90%を越えています。またこのコロナ禍もあり社内外でのリモート会議でTeamsを利用することは完全に定着しました。 概ね全社員が何らかのかたちでTeamsまで利用しているようなので、〇としておきました。

 

#5 につづく